Firefoxの「拡張機能」

「ヘルプ」→「トラブルシューティング情報」で。Firefoxの「拡張機能」ってのはプラグインとは扱いが異なります。以下にまとめてみました。


Firefoxの拡張機能とプラグイン
拡張機能 プラグイン
インスト 同じ
対象 開発者 利用者
目的 Webの開発支援 Webの表示再生支援
ファイルの種類 xul、jsp、css exe、dll


プラグインはJavaVMやQuickTimeでおなじみの技術でNetscapeが採用してましたよね。IEはActiveXという独自技術で似たようなことをやってるみたいですが脆弱性が指摘されています。dllファイルはウイルスと関係あるんですよね。

「トラブルシューティング情報」に表示されるのは拡張機能やプラグインの相性で問題が頻発していて、そのためMozillaが2009年からチェックサイトを開始。

Firefoxが登場してまもない2005年春に鹿児島の勉強会で取り上げてからその先進性や実用性を知り、なかでもこの拡張機能は重量型の統合開発環境Eclipseが目指すものとは違ったカジュアルなWeb開発の可能性を感じてイイと思いましたね。

カテゴリー: Web | コメントする

喫茶店でfoursquare

foursquareというWebの地図情報サービスが面白い。

例えばスタバに行って携帯のGPS機能を使って自分の居場所をこのソフトで知らせます。次に「チェックイン」というボタンを押して自分がそこにいることを伝えます。そうするとfacebookに現在位置が表示されます。その都度ポイントがたまり行動履歴も残ります。ポイントが貯まるといいことあるみたいです。

このごろ知り合いと近くのスタバによく行くので、だったらこのソフトをちょっと使ってみようかという気になりました。その気になったらすぐ試すのが今の私。チャチャッとアカウントを作りました。facebookと同期させると…こりゃおもしろいなと。

じゃあおめえその何が面白いんだよ? と問われる日が来るかもしれませんので、自分なりにその面白さを分析してみると、現代の「サードプレイス」を標榜しているスタバでは、そこで過ごすことそれ自体が一種の自己表現であるらしい、というのを読みました。「サードプレイス」という概念は、米国の社会学者レイ・オールデンバーグが1989年に著書「TheGreatGoodPlace」で提唱した言葉で、家、職場、そのどちらでもない場所が都会には必要らしいのです。

私と知り合いとは夜の時間はスタバを利用するのが距離的にもベストであると考えました。スタバの機密性の高さもすばらしい。個人の喫茶店で二人でしゃべってたらその話を聞いてたマスターがキレたことがあったからです。盗聴しといた上にキレるとはどういうことなのか私には分からなくその店には行かなくなりました。それは私に悪意があるわけではないからです。

でも個人の喫茶店には、なにか「ドレスコード」があるのだと思います。そのマスターには「判断枠組」があり「出入り禁止」を出すのです…この不況下の鹿児島で。特にこの数年で¥200珈琲の店が進出してきて顧客離せないとおもうんですがねえ(でもなぜか素っ気ない店員がそこそこいるのが不思議です)

カテゴリー: Web | コメントする

『輝ける女たち』

フランス女性の入門用にとカトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベアール出演の仏映画「輝ける女たち」を観る。彼女たちから立ち上るこの雰囲気はやはりフランス独特のもの。

カテゴリー: 映画 | コメントする

10 years

中学生の頃聴いてた渡辺美里さんの曲に「10 years」というのがある。

あれから10年も
このさき10年も

縦に並べて書くと美しいですね。いまは2011年。10年前というと2001年になる。

…♪あれから10年も

その頃はフランス語の入り口に立っていた。まだ入っていないが入り口には立っていた。入り口は本屋にあったNHKのテキストで自分で探した。その頃の本屋には他ジャンルのもっと専門的ないろんな入り口があったが、自分が入り口に選んだのは簡素なNHKのテキストだった。

…♪あれから10年も

ある喫茶店に通い出しそこのマスターと小難しい話を交わした。いまその店のマスターはこの世にはいない。

10年ってなんでしょうねえというのが実感でこれは2001年の僕には出てこないフレーズで10年をもっと高級に捉えていたような。でも僕は入り口にいたんだなと思います。いま人生が苦しいのは、入り口にはなかった30代の空洞感のようなものにいること。あまりに空洞なので人によっては暗闇に飲まれてしまう人が多いでしょうが、歩いてきた実感が持てるのはフランス語でしたので、まだ暗闇ではありません。

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント

現実感麻痺

ここ数日は原発のことで生きている心地がしない。痛み苦しみの何分の一かは自分も感じている。孤独感やPTSDに襲われる人たちの気持ちが少しは分かる気がするのだ。
目を背けたくなる大惨事である。子供には見せたくない。20代の人にも初めての経験だと思う。リアルっていうけど平常心じゃいられないだろ? 
自分の人生って日本で生まれて生きているけど、なんかもう現実感が麻痺しているように、いろんなものを見せられた気がします。 昔NHKで映像の世紀ってやってたけど、加古さんの「パリは燃えているか」が流れながら近代史の映像を観たときのようです。観てはいけない世界が映像には映っているのです。すごくこわい。僕はこういうのにほんとに弱い。

カテゴリー: 未分類 | コメントする

もうひとりの自分 アバター

自分用のアバターを用意してみた。ペコちゃんの関係筋の方だ(正式には名前しらない←調べろよ)。この人形は近所の喫茶店にディスプレイされてあって、以前からいいなあと思っていたのだが、今回たまたま入手することができた。この人形を売っているのを見つけたとき、一瞬立ち去ろうとしたが、アッと思い出したのだった。撮影が上手くいってホッとした。ただいまfacebookで使用中〜

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント

『超簡単フェイスブックを一時間で使いこなす本』

facebookの入門書「超簡単フェイスブックを一時間で使いこなす本」(秀和システム)を購入。ポケット図解といういわゆるアレだ。もう喫茶店かなんかでサクサクとめくってその場で試しちゃうための本といってもよいくらいアレな本である。アレな本は表紙がもうすでにアレだ。

「facebook」という表記はどこにもなく終始「フェイスブック」表記であり、カタカナの濫用ともいえそうで記事は縦書きなのである。横のものを縦にして改めてカタカナを多用するというのは、少なくとも私には無駄に思えたりもするんですが、著者はスムーズに脳内変換されてすっきりしてるんでしょうかねぇ。

早速使いやすそうだったチャット機能を知り合いと使いました。よかったのでまた使ってみようという気になるし、ツールとしてなにかしてみたくなるほど、限定的な代物ではなく汎用性の高いツールのようにさえ思えました。

カテゴリー: | コメントする

Firefox 4

Firefox4がリリースされた。利用したのが2005年のver1からでなかなか感慨深くなってきた。今回は基本性能の向上に加えて、

・タブが上段に。タブブラウザのこだわり。
・ブックマークが広く表示。使いやすい。

など。より安心して使えそうです。

カテゴリー: Web | コメントする

車と生活

こないだおじさんが「自動車ってのは仮面のようだ。近所の人でも車だと気がつかない。」と、なにげない日常の中でふと感じたそうですが、それを聞いてアッと思いました。

鹿児島にはとにかく歩行者がいない。都会のように歩くわけでもなく、door(家) to door(車)の生活になる場合が多い。ホームパーティーなどで郊外で集まる場合など、終バスを気にしない車のほうが重宝がられたりすることもあり、車の必要性を感じることは多く、車社会化されているようです。そして車のほうが分かりやすいような街です。近所でもちょっと行くと大きな道路に出ます。

こないだある地方都市に出かけたとき、小さい道が複雑に交錯していて街に”深み”を感じました。その小さい道はサイズ的にも車が通るようには設計されておらず歩行者が目につきました。帰りのタクシー中でこの街は空襲を免れたと聞き、戦前の町並みだというのが分かりました。 鹿児島は空襲でゼロにされ戦後に作った街で、大きめの道路になにか”頑張って作った”感があるんです。それは人よりも車を優先させた設計なのか高度成長へ繋がったのですが…

そのおじさんは、はからずも高度成長に生きた方だったので、おそろしく説得力がありました。人と人とが言葉を交わすことのない、まるで仮面をつけたように車だけが走っている。ボクが日々うっすらと感じている世知辛いような寂しさを的確に表現していました。幸いにしてボクは車に全く興味がなく自転車生活に目が向いている状態なので、その異常性を肯定する立場にあり、よりいっそう自転車生活に深みが増しました。

ちなみにこんなエピソードを思い出しました。幼稚園のとき母親グループにいた開業医の奥様が子供を外車で送迎していたが、利便性がよく車の必要がないウチとも懇意にしていだだいたこと。昔から車のあるなしを気にしないノンキな家庭だったのです。

カテゴリー: 未分類 | コメントする

iPad2発表

米ABCでiPad2の発表をやってました。いつものように登場したジョブズ氏はすっかり年取ってました。昔から彼の登場でアップル社の株価が変動し、それほどジョブズ氏のプレゼンは業界に影響大で、PowerMacやOfficeの発表などそのパフォーマンスはたびたび目にするようになりました。なにかまだ若々しい米国人らしい風貌の印象が強い氏だったんですが。ビートたけしもこの頃は年取っているなあと思うことがあります。カリスマ的存在だった人たちが次々に勢いを失っていく、そんな時代に来てるんでしょうか。スポーツ選手の引退時が分かりやすいですよね。千代の富士は、あれだけ強かった印象があるんですが、私らの世代の18歳だった貴の花に負けてから引退したように思います。男は30代からなのにスポーツの世界は待ってはくれないのです。

カテゴリー: Mobile | コメントする