現実感麻痺

ここ数日は原発のことで生きている心地がしない。痛み苦しみの何分の一かは自分も感じている。孤独感やPTSDに襲われる人たちの気持ちが少しは分かる気がするのだ。
目を背けたくなる大惨事である。子供には見せたくない。20代の人にも初めての経験だと思う。リアルっていうけど平常心じゃいられないだろ? 
自分の人生って日本で生まれて生きているけど、なんかもう現実感が麻痺しているように、いろんなものを見せられた気がします。 昔NHKで映像の世紀ってやってたけど、加古さんの「パリは燃えているか」が流れながら近代史の映像を観たときのようです。観てはいけない世界が映像には映っているのです。すごくこわい。僕はこういうのにほんとに弱い。

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