靴のお手入れ

1日目。サフィールの『レノマットリムーバー』で汚れをふき取る。初めてでしたがシンナー系のキツイ匂いがします。そして初めての水洗い。不安もあったけど内部に溜まった汚れを落とすには水洗いしかない。靴底もハンドソープの泡とブラシで洗浄。風通しのいい縁側で干す。この後一晩寝かせる…zzz。

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2日目。前回は保湿に『ディアマント』を使用したんですが、ミンクオイル配合のサフィールの『レノベータークリーム』もいいということで試してみる。しっとりした状態で保革用のサフィールの『クレム1925(黒)』を塗る。クリームは少量ずつ取り水滴を垂らして円を描くように塗る。最後は固めのブラシでブラッシング。ここが靴磨きの醍醐味で光沢が出てきます。

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3日目。一夜明けると革がプルッとなりました。保湿用のレノベータークリームが多めだったんですが。仕上げはヤギの毛の『1909』でブラッシング。これで黒光りのカタいかんじの光沢になります。

今回は統一したほうがいいという意見もありすべてサフィールにしたんですが、しっとりした質感が増した気がします。

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トレーニング後のサウナ

日が暮れ出す夕方頃。父が淹れたコーヒーを飲み、いつものトレーニングウェアに着替え、自転車に乗る。目指すは丘の上の温泉。こういう事を始めて一年近く経つ。

有酸素運動は、だいたい20分以後に運動効果が出るらしい。丘の上の温泉へと続く陸橋を登り出して、途中でコースを戻りつつ走れば、だいたい20分を超えるくらいになる。頂上に着いたとき、身体は汗ばんで息が上がっている。

きょうはよく汗が出た。それは先月から取り入れている『防風通聖散』という漢方薬のためだろう。身体の代謝が上がって汗が出やすくなっている。運動前に飲むコーヒーも効いている。さらに発汗させるためそのままサウナに入る。

サウナの中はオヤジばっかりで新人になった気分になる。でも、はたから見たら私もオヤジに見えるのかもしれぬ、とふと思ったが、でもでも、この中では若いんじゃないか、となんか変に抵抗してしまう。サウナでぐったり汗を出しているのが、それほどまでにオヤジに見える。でもじわ~と効いてくるから自分もたぶんこの世界にそろそろ足を突っ込んでいるんだろうか。

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昔の習い事

こう思い出してみると、昔は土曜日の昼から習い事の時間でした。

英会話 幼稚園 近所の雑居ビルの2階の英会話教室。みんなの前で自己紹介をさせられたのが恥ずかしかった。
公文 幼稚園 同じ園内のF君がやらされていて。一日だけ親の監視下でプリントさせられた(プラモデルが褒美)
絵画 小学校低学年 親の仕事の関係で知り合った若手画家がやってた絵画教室。これは大当たり。毎週土曜の放課後に楽しく通う。今でも先生は教室・画廊運営されてます。
水泳 小学校低学年 トラウマ。下手だったのでいち学年下のクラスに。
書道 小学校中学年 短期間。子供が多すぎて指導も杜撰。
小4 兄が通っていた塾の4年生コース。土曜日健気にもバスで通ってました。学力別ではない3クラス。国語と算数。
小5 上記の5年生コース。クラス分けがあり凡人コースへ。「ポートピア連続殺人事件」の犯人当てで周りの人と盛り上がった思い出。薄暗いビルの地下が教室。
小6 上記の6年生コース。塾慣れして気持ちの整理はついていた。20人くらいのクラスで女子が案外居た。穏やかな先生と真面目な生徒で中堅クラスにしては私立中に結構受かってた。
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甲突の散る純情の跡にけり

桜が風に舞う穏やかな日曜に句会が催された。甲突川沿いの桜並木で一句創作する催しでした。小さい子供連れの夫婦や老人夫婦など老若男女が集う光景もそうあるものではない。人生行路の中では、自分はいま中間地点に来ているのだ、としみじみ思った。甲突川の桜を観ながら、前日に亡くなったいわしげ考さんの事が頭に浮かんだ。

前日に地元紙で鹿児島出身の漫画家いわしげ考さんの死去が報じられていた。柔道マンガ「花マル伝」で知り、30代で青春モノ「ぼっけもん」を読んだことがあり、作者が地元の人で郷土のネタをマンガにしている作者だったから、知っていた。

新聞では「鹿児島の純情な男性が主人公」とある。ああそうだった。この人のマンガの主人公は、多感な頃なせいか、日々悶々としている。「ぼっけもん」では、たぶん鹿児島の女性像をモデルに、さっぱりしてしっかりもの、現実的な生き方を選ぶ、精神的に大人な女性というようなのが出てくる。子供っぽくて青臭い男とは対照的な存在なので、意思疎通(いまの言葉ではコミュニケーションだけど敢えて)が上手くいかない。激しい喧嘩の描写がある。実は私は鹿児島女性が苦手で、30代になり「ぼっけもん」を手に取ったのも昭和の鹿児島女性に興味があってのことだが、なんとなく、女性キャラにその雰囲気が出ていた。

甲突川の桜の樹が、鹿児島の純情な男性のように思えてきた。枝は凛々しくても純情なサクラ色した花びらが特徴的だ。タイトルはそのとき浮かんだ一句。

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使い捨て社会ニッポン

履いていた国産靴のことだが、あれは一年くらいでボロボロになった。汚くてブログに載せられない。買うときは見た目がいいが一年経てば全く別物と化している。日本は使い捨て文化なんだな。

まだ20代の始め頃、ドイツ人はモノを大切にして日本人は使い捨てにするでしょう、と私に仰った年配の方がいた。そのときの私は、そんな有難いお話をもピンときてなくて、「使い捨ては、それはそれでイイもんだ」と思っていたんじゃないかと。年配の方は、失礼なことにモノのない時代に育ったから、そういう発想になるんじゃないかと。

でもこの靴の一件を考えると、そう思えなくなってきたし、モノに心が宿るとかまでは思わないものの、長く使えば愛着というか味というか出てくる(今回は革だったことでより強調されていると思う)。先ほどの話が私の中で長い年月を経て俄然意味を持ち始めてきた。

じゃあ今の2013年の日本はどうだというと、AKBとかスギちゃんとかキンタローとか、使い捨てなかんじの芸能人に思えてくるし、ユニクロなんかのファストファッションも使い捨てっぽい。NHKの故立川談志のドキュメンタリーで「変なところで客が笑うのが気に入らない。客が変わってきた」と嘆いていた。TVの視聴者も即時的な笑いというか瞬間的なものを求めていて、熟練の職人芸を時間をかけて鑑賞するということがなくなってきているのではないか。

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シャンボードそれから

フランスで靴を買おうと思った。知り合いの一つ下の男はしっくりこないという風で「鞄はどうか」と言った。靴は地味だし鞄はかっこいい。その男は自分の職人用鞄をわざわざ私に見せた。仕事道具の入った鞄がかっこいいのだ。そういう人から見たら靴はファッションに見えるのかもしれない。

そのとき「国内で革靴を買うもんじゃない」という教えが引っかかっていた。高級靴を2足買い満足していたつもりになっていた後だった。

「俺は他に読むべき本も雑誌もあるというのにどうして靴専門誌なんかに」としぶしぶ雑誌を手に取った。仏パラブーツ社の「シャンボード」という革靴が目に留まった。

気になったのは自社生産している天然ゴムの靴底のラバー。滑りにくく仏海軍御用達というのが面白いと思った。どうせなら長く履けそうな実用性が高い靴がいい。ネットで調べたら2~3万だったからコレに決めた(実際は299ユーロでした。2012夏は円高で1ユーロ=¥95くらいだったかと)。2万円代後半でGET。いつも履いてた国産黒革靴の約2倍の値段だった。

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そんなかんじで買ったシャンボードでしたが、今では「ほんとに買ってよかった」と思えます。最近知ったんですが、どうも昨年からネットで評判になった靴のひとつだったみたいで、知名度はかなりある靴だということ。かなりのブツみたいです。

さらに靴紐を通す穴(鳩目という)を金属の輪へと仕様変更したら、とても渋い雰囲気に(ブログでやってたのを真似ました)。それに合わせて靴紐も先端が金属のものへ(これも正解)。

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GitHubの紹介

昨夜TVのザッピング中に「スーパープレゼンテーション」(NHK教育)という番組が引っかかった。スキンヘッドのハゲオヤジが熱弁。ゲンナリしそうなところ字幕に「オープンソースが・・・」と。なんとバージョン管理システム「GitHub」の紹介だった!

深夜NHKはたまに濃い番組をぶつけてくるよな、というのもあるが、GitHubが既にオフィシャルなソフトとして米国政府で認知され、それを米国「TED Conference」で講義されている、というのにハッとさせられます。

まあインターネットの技術開発をした国ですから、ネットワークに強いGitHubなどのソフトに注視するんだと思います。

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勉強会を終えてみて

フランス語の勉強会の2回目が終了。いまの心境を書いてみる。

1回目のとき相手がどういう感想を持つのかが最大の不安でした。これで失敗したら2回目はないだろうというのも考えた。今回は当日頭をよぎったのは言葉に気をつけるでした。

どういうわけか相手の女性は面白いと言ってくれている。自分は予行の段階でそんな相手を楽しませる技術など持ってないし、そんな事を考える余裕も今のところないのだ。

勉強会の雰囲気がよかったのが1回目でした。程よい緊張感がよかったか少し上品な雰囲気になりました。日常生活からフッと別世界へ入っていくような。

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「こちらスネーク、侵入に成功した」

電話線を引くため自室の天井裏に侵入。メタルギアの世界を思い出します。
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こちらは液体の発光する棒。貰いものだったので今回使ってみることに。
bluelight
あんまり光りません。非常時に全く使えないというのが分かりました。

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ミドルエイジクライシス

ミドルエイジクライシスという用語がある。40歳前後の中年男性(つまり私)が発症するらしい。

簡単に言うと老いを感じ始めて若さへのあがきのような行動に出るとか。とにかく自分が今まで見てきた40歳くらいの男性は、どこか落ち着きがなかった。

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