シャンボードそれから

フランスで靴を買おうと思った。知り合いの一つ下の男はしっくりこないという風で「鞄はどうか」と言った。靴は地味だし鞄はかっこいい。その男は自分の職人用鞄をわざわざ私に見せた。仕事道具の入った鞄がかっこいいのだ。そういう人から見たら靴はファッションに見えるのかもしれない。

そのとき「国内で革靴を買うもんじゃない」という教えが引っかかっていた。高級靴を2足買い満足していたつもりになっていた後だった。

「俺は他に読むべき本も雑誌もあるというのにどうして靴専門誌なんかに」としぶしぶ雑誌を手に取った。仏パラブーツ社の「シャンボード」という革靴が目に留まった。

気になったのは自社生産している天然ゴムの靴底のラバー。滑りにくく仏海軍御用達というのが面白いと思った。どうせなら長く履けそうな実用性が高い靴がいい。ネットで調べたら2~3万だったからコレに決めた(実際は299ユーロでした。2012夏は円高で1ユーロ=¥95くらいだったかと)。2万円代後半でGET。いつも履いてた国産黒革靴の約2倍の値段だった。

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そんなかんじで買ったシャンボードでしたが、今では「ほんとに買ってよかった」と思えます。最近知ったんですが、どうも昨年からネットで評判になった靴のひとつだったみたいで、知名度はかなりある靴だということ。かなりのブツみたいです。

さらに靴紐を通す穴(鳩目という)を金属の輪へと仕様変更したら、とても渋い雰囲気に(ブログでやってたのを真似ました)。それに合わせて靴紐も先端が金属のものへ(これも正解)。

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シャンボードそれから への3件のフィードバック

  1. オオパチ のコメント:

    かっこいいです。渋いです。今度見せてくださいね。

  2. オギノ のコメント:

    いい雰囲気ですね!
    ハトメをつけるのもかっこいいです。

    • admin のコメント:

      革をここまで弄ったのも初めてなんで嬉しいです。カスタマイズ料(ハトメ+紐)は¥5000くらいでした。

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