現実と虚構

懐に余裕があったのでスウェードのブーツに合う靴下を購入しようと駅ビルのメンズフロアでの出来事。

 私:「ジャニーズの嵐を見てて、日常的に目にしそうな服装をしているなぁって」
店員:「嵐はここのブランドを着ています」
 私:「(いまの時代って・・・)」

昔はキラキラした衣装を着てるのがアイドルでした。光GENJIの諸星くんは「いまのアイドルはアーチスト」だと。アイドルは虚構性が強いのに、なぜ嵐は日常的な服装なのか? どっちが虚構なのか? 日常に虚構性が強まっているとしたら… 「そりゃ日常的な服装のほうが親しみがある」と反論されたら「どうして親しみが湧くんでしょう」と問いたいね。嵐が僕らに合わせてるわけじゃないと思うんだ。これは若い人とか性善説で生きてきた人とかには理解しずらいんだと思う。

坂本龍一がYMOで時めいていた頃の1980年頃の東京ってすごく虚構っぽく、その虚構の中で人々は自信に満ちていたと言っていて、それがここでも言えないかなぁと思ってて。

ちなみに2010年のトレンドは「リアリティ」だそうです。例えば映画の「アバター」でヴァーチャルリアリティがと思いきや3D対応製品が登場したり。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください