「仏語ができる人」ってことで来日したばかりのフランス人の歓迎会に呼ばれました。フランス人は35歳でおっとりした青年で接しやすくよかったのですが…
開催場所の飲食店は薄暗く、気さくだが無愛想の店主の馴染み客だと思われる、60代以上の男女が集まりました。店主自身も肥満型の60代で経歴不詳な人物です。その同世代達と思われるグループの中に入っていくのは、はじめての私には気を使いましたし、そのフランス人も口数少なくなっていました。
そういう人達って私に何の気を遣うことなく会話も投げかけて来ないのです。これは昔もこういうことがありました。こっちは呼ばれてそれなりに身綺麗にして居合わせたのに会話がなかったりとか。
そのグループにいるオバサンは知り合いと慣れ合い的な雰囲気を作り出し、初対面の私には何の言葉もかけません。実に鹿児島的な光景だと思います。一体こういう人達は何の為にこの会に来たのでしょう?歓迎会という名の、ただの上っ面な社交の場です。歳取って寂しいから旧知の人達と、当らず障らずの会話で、私とかフランス人とかどうでもよく、寂しさとか「人つきあい」とかをこなしてるだけです。
店主もそうなんですが自称「文化人」的な人達の思い上がった雰囲気が漂っていました。確かに「文化」に通じている人達なのかもしれませんが、そういう人達を「敢えて」集めて、特殊な集団であることに酔っている店主にしか見えません。60代以上の団塊世代の持つ自意識みたいなの。
そういう団塊の人たちには憤りを感じるぎゃ! 何のための歓迎会だぎゃ!
読み返して、ますます頭に来るぎゃ! その団塊の親父は何を考えているんだぎゃ!