誤字脱字の話

喫茶店で顔を合わせる元印刷業の方と校正から完パケまでの話が勉強になった。出版物の第一刷の誤字脱字を赤ペンで修正する校正ってどういう工程を経るのだろうと思ってたからだ。

誤字脱字って直ってなかったりする場合も観てきたので、原稿の遣り取りにストレス溜まるんじゃないかとか思ってたから、案の定、手直しする側は大変だったみたい。

最も大変なのが結婚式で配る案内状の印刷だという。誤字脱字が許されないので緊張感が半端じゃないとか。人の名前なんて、私も知っているが、「濱」「眞」とか何通りかあるのだ。外字といって偏や旁の違いで新しい字になる。

それが発注側は手書きかなんかで名前を渡すのか、結婚式前日になって誤字が発覚することも珍しくないという。そうだろう、だいたい女性は着物とか他の事に気が「まわり過ぎていて」、こういう事に気がまわらないのは、想像に難くない。

土壇場で決断するのは、その字だけ上からシールで貼るというのだが、それもたくさんは刷れないので、その漢字の本人のところだけ(!)に貼るという、トムクルーズ真っ青のミッションインポッシブルだという。

数年前に私も自分の名前の誤字があったので会社宛てにクレームの手紙を出したことがあった。実は誤字だけでなく他の不備が発覚したので部長という人が対応に出てきて、こちらが恐縮したが、なんか母親の知り合いだったようで円満に収まるという出来事があった。部長というのは流石に緊張するキャラだ。

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誤字脱字の話 への1件のフィードバック

  1. オオパチ のコメント:

    誤字脱字だぎゃ! おりゃも浜と濱を間違えるぎゃ!

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