マニュアル世代と言われて

槇原敬之が20周年を迎えたそうだ。「どんなときも」は1991年6月10日に発売されたから高2の夏だったな。多感な時期です。私はというと多感でしたね。当時「Hot-Dog Press」という雑誌がコンビニで手に入りました。情報誌の栄華の時代だったと思います。

その後私の世代などは「マニュアル世代」と揶揄されてきました。その言葉を初めて聞いたのが予備校のある数学の講師でした。私はこの講師がすごく好きで、その方の視点にはいつも納得させられていたので、このマニュアル世代への警鐘というのは、その後の人生の中で何度か思い出しました。

私はバイトをしない珍しい若者でした。コンビニのバイトってマニュアル的だからするのは止めようとか。それで白い目でみるひとも何人かいましたし、同世代の男女からは見下したような反応をするのもいましたが、マニュアル人間になるのはもっと嫌なことでした。こないだ3歳上の39歳の方と昔のバイトの話になったんですが、私が「若いときはしなかったです」というと、その方は「そのほうが正解」と言ってくれて嬉しかった。バイト歴の多そうな彼は、バイトの仕事って単純作業に終始するからスキルがつかない、と痛感したそうです。20代って長い階段の先にあると若い頃は思います。その階段を一段一段上るかのようなひたむきな若者は多いと思いますが、その階段は細くて短いことに気がつくのは振り返ったとき。32歳のある冬にそう思いました。バイトしないで何してた?というと、パソコン誌を月に数冊読んで知識を浴びてました。これでパソコンへの興味を強くしていきました。

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