Ubuntu 11.04

まずは見て下さいこのアダルトな雰囲気のデスクトップ。その名はUbuntu。こないだまでDebianと言ってたのにUbuntuです。なぜ私がUbuntuに…

絶望
Debianのインストールに成功し、早速いろいろなソフトをインストールするべくaptitudeを実行しようとしたその時!インストールするソフトにクリックしてマークせずに開始すると…見事に全ファイルを消去し始めたんですよね(爆)で再インストールをしようとThinkPadX40をウルトラベースにドッキングさせてCDを読み込もうとしたんですが、ここにきてウルトラベースのCD-ROMドライブから妙な反復音が。どうも故障らしい。復興に向けやる気を出した矢先にこれは堪えました。

復興へ
外付けCD-ROMドライブの購入を真剣に検討し始めていたとき、ダンボールに埋もれていたPanasonicのCD-ROMドライブがキラッと輝きました。昔インストール用に購入してたものでひょっとしたらイケるんじゃないかと。USBバスパワーなので後日USBハブを購入し二つに分岐したUSBケーブルを指す準備が整う。

問題解決へ
DebianのCDをドライブに入れるとブート画面が。やった!と心の中で確かに叫んだ気がしましたが、そんな喜びも束の間インストールウィザードを進むとCD-ROMドライブの読み込みでエラーが。ドライバがないんですね。ブートは出来るけどマウントは出来ないというわけです。この時点でほぼ絶望しました。そこでWindowsではフロッピードライブからドライバをDOSでインストールするというのがあり、そんな知恵を生かせないかと考えましたが、Linuxのファイル構造を知らない私には気の遠くなるような話でした。外付けのハードディスクからインストールは出来るようなので、USBメモリからのインストールではどうかと。これもKnoppixで試したことがあった知恵でした。

奇跡
そのときでした。手元にあったUbuntuのCD-ROMをヤケクソで入れてみました。確かこれThinkPadX40のインストールで失敗したので放置してたヤツです。するとどうでしょう。ドライブがほぼ未使用だったせいかブートから始まって結局最後まで出来ちゃいました。前回のインストールの失敗は劣化したウルトラベースによるものだったのでしょう。

Ubuntu11.04(コードネーム:Natty Narwhal)はイマドキのLinux。Debian3.1(sarge)のインストールシステムaptitudeからすればグラフィカルでオサレなインストールシステムがありました。これがまた!素晴らしい。ネット上にあるLinuxソフトがアイコンで表示されクリックするだけです。Firefoxのアドオンのインストールに似ていてとても気さくな雰囲気です。注目のデスクトップ環境Unityはハードの性能上使用不可と表示。だがUnity2Dというソフトがあるらしく早速インストール。左にあるのはランチャー。

「ThinkPadX40でいつかはLinux」という思ひは2003年に購入してから8年間ありました。その当時知り合いが持ってたMacBookへ目を向けず薄型のThinkPadが登場しその華麗な姿に見入られました。その後日本IBMが中国lenovoへ買収されるという大惨事が起こりThinkPadの秀逸なデザインはどんどん中国的にダサくなるというのを目の当たりにしてThinkPadX40は最期の国産品になりました。ちなみに彼岸だったので近所にある墓に家族と行き、成就のご報告をすることになりました。

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Ubuntu 11.04 への2件のフィードバック

  1. 荻野 のコメント:

    最後、何の報告を~と笑いそうになりましたが、
    Ubuntuいいですよね。インストール楽ちん。
    僕みたいな知識ない人でもできちゃいますものね。
    結局使いこなせていないですけれど。
    無線LAN化もスムーズということでうらやましいです。
    私の環境は有線で必要なものを入れないと無線化できませんでした。

    • admin のコメント:

      もうインストールしてたんですね。夏に「UbuntuのCDあげる」というオジサンがいて、そんときは何とも思わなくて、こういうときに救いのCDになるとは、ほんとに意外。まあDebian系OSなので互換性の面でちょっと期待したんですが、ノートPCに一発でインストール出来るとは… うれしい進歩ですね。

      無線LANのほうは設定が難しそうですもんね。おっしゃるとおりホントは敷居は高いんだと思いますよ。

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