きょうはあの911からちょうど10年経つ。前年観たNHKの「映像の世紀」のような劇的な歴史的シーンが21世紀に入ってすぐに起こった。
先ごろダンボールの中から見つかったNHK「フランス語会話」の2001年9月のテキストが今手元にある。テキストを開くと今見てもなんか難しい。当時の私は番組を寝転びながら観て耳に馴染ませようとしていたが、それでよかったと思うよ。映画と音楽の紹介もあったけどそんな余裕はなく会話だけでお腹いっぱいだった。手の届きそうにないもの、理解しそうにないものにはアッサリと身を引き、番組の中でひとつだけでも拾ってみるというような。やってたことはごく狭いけどそんな時間を過ごしていたんだとフランス語にしても911報道にしても。
こないだようやく文法が立体的に見えてきたし動詞の活用表の読み方が分かってきた。紙の上で目が滑らなくなり、頭の中にフランス語の骨組みを感じるようになりました。そしてこの秋の仏検4級を受けてみたくなっている。