”サマータイムブルース”(1990年)

BSは渡辺美里さん。”10years”を歌い終えると、MCで「一瞬の夏を輝かせましょう」という言葉の後、”サマータイムブルース”(1990)へ。”夏”っていうと私が思い出す曲のひとつです。

渡辺美里さんは、ポップな夏の歌、夏の夜のような幻想的な歌、などをそれまで夏に歌ってきたんですが、この”サマータイムブルース”をいう曲は、また違ったちょっと成長した女の子というイメージになり、高校に入った最初の夏に登場したもんだから、ちょっと自分には大人な女性に思え想像しずらいけれども、恋なんてのを意識しだした頃でしたから、歌詞にそれまでの彼女の曲にない”現実的な恋”を感じたものでした。それまでの憧れだった恋から現実的に行動する恋というのをこの曲が教えてくれたようでした。

曲の合間にサックスがソロで夏のイメージで流れるんですが、今回そこがアップになり、曲のファンとしては「ああ〜よく分かってる」とツボでした。そしてまたサビに入るときに夏の真っ青な空のようにドラムがパンパンと叩くシーンもアップになり、これまたツボでしたよ。というのは歌詞はないけど音だけで夏を表現しているこのシーンはなぜかとても印象的なんです。

ブルーレイで保存を決めたんですが、ひとつだけ気がつきました。歌詞に「♪次の風やぁ〜って来たら」と歌ったんですが、これは確か「♪次の”波”やぁ〜って来たら」だったような気がしたこと。これはNHKの放送コードに東日本大震災が入ったのではないでしょうか。曲のファンなら気がついたはずです。

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