09/08(日)
前日にパリへの乗り遅れ事案発生したので、早朝、宿泊先の ミュンヘンB&Bホテルからシャトルバスで空港へ(この辺の記憶が薄い)。
ルフトハンザのサービスセンターへ。入口に係員がいて相談内容を聞かれる。OKだと番号札が発券され中の待合室に入る。番号が呼ばれ指定の窓口の前に行き職員と面談。レーガン大統領似のダンディな職員は、誠実に応対してくれた。最初は、パリまでの片道券で701.29EUR(112,054円)だったがカード決済不能だったので購入できずダメ。
ならばと、なぜ乗り遅れたのかを説明。乗り換えるのにターミナル移動があり、その1Fの乗車口が見つからなかったことを言おうと、 咄嗟に口から出たのは「I was lost my way.」(I had lost …と過去完了で言うべきだったかも)。そしたらそのレーガンが一瞬口元に笑みを浮かべた。「あれ?なんか通じた?」。しばらく (パスポート提示を行うなどして)待たされていると…アレ?これANA職員が言ってた、残りの航空券が不能になる可能性があるというリスクのある手段なんじゃないかと私は一瞬口を挟みそうになったんだけど、レーガンは手で軽く遮って「大丈夫」みたいな仕草をした。 職員のデスク内に自動チェックイン機があるのか、搭乗券を3枚、 パリ行きを諦めていた私の前に無料でバンッ!と。これには想定外やら感激やらで、すっかり感動し、心から感謝の意を表した。
「I was lost my way.」は「私の人生を見失った(分からなくなった)」とも解釈出来て(?)、哲学好きなドイツ人にウケて情にほだされてミエを切ったように思えたんだけど(寅さん映画の観過ぎです)、後日調べたらEU261法というのがあり、それが適用されたのではないか? と。エールフランスの旅券だったのをルフトハンザで新たに発券するというやり方 (無料でだよ!) 。
その後、搭乗ゲートで待機中、そういえば国外のフライトなのにパスポートの検査は要らんの?と素朴な疑問。搭乗ゲートにいたアジア系職員に聞こうとすると側にいたANA美人職員のM田さんにバトンタッチ。「シェンゲン…ですよ」と即答。そう!だった。M田さんドイツ語ペラペラなのに割り込んで幼稚な疑問で悪かった。
パリ到着。 T2からRER_B線へ。 パリパラ閉会式の時間帯の8時近くに外に出たら小雨になってきて焦り、すぐさま帰る。 RER_B線で途中分岐する(空港まで行かない)路線に乗ったことに気が付き、途中駅で飛び降りる。ロワシーポールに着いたのが9時半近く。駅は夜の雰囲気で白タクらしき運ちゃんがたむろって怖い。ホテルへのシャトルバスを探しにとバス待ちの集団に混ざると、老夫婦が手に持ってた紙に私のホテルのロゴが印刷されていて、このバーサンに着いてくことにした。