日差しが春のようです。昼食後におでかけ。買ったばかりの肌触りのいい衣を纏えば、気分も足取りも軽いです。
路面電車では可愛らしい御婦人を見かけました。シックな服装に整った肌艶。若い頃はそこそこ人気があったんじゃないかと想像しました。もう一組は女子中学生の集団。顔も髪もツヤツヤです。やっぱり今日は春めいた明るさのためか、女性が輝いて見えました。
本屋で探していた本を確認。購入前に内容を確認できるのはネットでは出来ないこと。それだけの事なのに達成感があります。
そこで本好きの知人とばったり出会い喫茶店へ。小一時間ほどバカな話を交えつつ、いつもの談義をする。最後は私のネタに、モヤモヤしてたものが解消されて何か閃いたみたいで喜んで帰っていった。
このとき思った。スマホで待ち合わせなぞせず、たまたま人と人が出会い、気が合う仲ならそこから喫茶店へ行く。この展開はお互いに想定外のストーリーになる。そこから更に、お互いイイ年した中年同士だから普段抱えてる話題が口をついて出てくるわけだけど、バカな話にしたくて、相手のツボにくる話題へと探るような話になる。
その中で話題が多く出てきて、そのひとつになぜか相手が違う反応を見せて、相手の中でモヤモヤしていたものがストンと落ちたように自然に解消されている。
午後からの本を買うだけの外出、という冴えない日曜を過ごしてる感もあるんだけど、話題の密度や過ごした環境で冴えないとは必ずしも言えない。未知な時間は取っておきたい。そこに偶然の入る余地があるからだ。
知人と会えてfumixハンも良かったぎゃ。