乱射している41歳となにも打たない37歳

この夏参加した婚活パーティにいた41歳の男性で「週末はいつも婚活パーティに参加していてそのうち何度かは福岡のにも参加する」というのがいた。他方私の周りに居る一個下(37歳)の男性などは「周りは男女独身ばかり。お見合いなんて話もしない」とのこと。

この両者の鹿児島男性の比較を通じて、なにか見えてくるものがある。

前にもブログに書いたけど、鹿児島の男性はなにかお膳立てしないと、「今年もなんとなく終わりました・・・」というのが多いんじゃないかと。その37歳の彼もそんな調子で、淡々とした雰囲気を醸している。バカではない。結婚は考えてるはずだ。それが41歳の彼だと、その年齢だと身体もキツイだろうに、福岡まで遠征して数を打っている。

乱射している41歳となにも打たない37歳。これが今回のネタだ。

お互いの気質(体育会系とか文化系とか)や、外交的か内交的か、数打つタイプか狙いを定めるタイプなのか等々、いろいろ考慮する点はあるだろうが、ここで私が注目したいこと、それは「心理的」なことである。

身体のキツサを押してでも福岡に行ったり毎週末パーティ参加の予定を入れるというのには、心理的には焦りのようなものがあるはずだ。そして「数打つ」のにも二つある。一つは「出会いの数だけ赤い糸に出会う確率も上がるだろう」という「質より量」タイプ。もう一つは「量が多ければいいとは思わないが鹿児島市場には限界がある。外に出るしかない」というチョット賢い「現状打破」タイプ。この二つがあるのではないか。何れにしても賢明な福岡に行く根拠になりうる判断であるから僕は好感を持つ。

この数を打つという泥臭い手法に踏み込めない頭でっかちタイプがいる。ちょうど37歳の彼くらいの年齢の思考型の男だ(って俺もか)。よりよい方法を考えることだけでその実何も浮かばない。俗世のパーティなど下らないというプライドの高さもある。合理的に判断するから無駄玉を打つことをためらう(って俺でしょ)。その反面、何も打たないで今年を終える。これにはリスクを感じていない。それをリスクと感じるには37歳という年齢がネックになっている。

まだなってないが、40代という響きには、これは相当男には堪えるのだろうというのは想像に難くない。昔周りにそういう男がいて「40になった・・・」と半ば溜息まじりに私に漏らしたこともあった。

心理的な感覚が違うと行動も違う。40歳になった男には何が見るのだろうか。

結論:「追いかける男に女は逃げるの法則」からその41歳の男にも涙目ですが、とってもわかり易い焦りの示し方。その点37歳の男の「周り独身ばっかスよ」という感覚はおかしい。この教訓から私が学ぶこと。それは「今のお前さんの婚活行動はオールオッケイだよん!」ってこと。

P.S. この話を天文館のとあるバーの店主(こないだ40代)に話したら「だよ。その37歳も40代になるとそうなるよ。40代は云々」などとかなりの同意をしてくれたので、この話をここに掲載する気になりました(とはいえこの店主は高校の先輩なせいか、私の話を真剣に聴いてくれます。これがとても有難いのです)。

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乱射している41歳となにも打たない37歳 への1件のフィードバック

  1. オオパチ のコメント:

    うおおおっ! 身につまされる気分です! FUMIXさん、刺激的なブログありがとう!

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