つわものどもが夢の跡

試験会場は天文館付近の専門学校のブースで仕切られた一室。CBT(Computer Based Testing)というオンラインでつながったPCで試験して自動採点するシステムは初めてでした。模擬試験とは若干異なるような難易度の初見の問題ばかりで、その場で選択肢をひとつひとつ確認しながら進めました。終了後に結果と得点率を載せたA4の紙を渡されました。70点には届きませんでしたが、当日までの仕上がりからだいたいまあ予想通りでした。

夏の終わるこの時期に思い出す。それは1986年に開催されたハドソン主催のイベント『第2回TDK全国ファミコンキャラバン』での「スターソルジャー」タイムアタック予選大会。当時コロコロで知った私は、そんな巨大なイベントで得意だったシューティングの腕試しをしたくて購入。その日のうちに攻略を立てた。

鹿児島大会当日は飼育当番のため昼すぎに小学校へ行くことになっていた。朝から家に来てた4年生の従弟を連れて飼育を済ませ(ってほとんどしなかった気がします)、そのまま開催場のデパートに向かった。6階に着くと、もうそれは溢れんばかりの小学生がいました。あの熱さは凄まじいものがありました。

四半世紀。やっぱり僕は同じ時期に同じような場所でスコアアタックをしていたのだが、あの熱く過ごした夏の思い出がそこにはあった。国語でやった「つわものどもが夢の跡」って夏の季語「夏草」が入ってたから、このエピソードにピッタリだったりして。

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