仏女性歌手がボサノバ調で「天才バカボン」を歌う。クレモンティーヌの「アニメンティーヌ~Bossa Du Anime~」というCDがそれだ。昨年サントリーのCMで流されたそうだがTV観ないので知らなかった。
実際CDを購入し恐る恐る聴いてみたら、これがまたヒーリングソングで意外に喫茶店BGMとしても問題なさそうな品質だった(気づいた客がお茶を吹き出すという話しもあるが)。いやほんとに違和感がない。また仏語の歌詞は学習教材として最適かもしれない。一応原詩に忠実みたいだ。
そのCDは他にも「ラムのラブソング」「風の谷のナウシカ」などあるが、ひとつだけ「一休さん」と一瞬我が目を疑うタイトルあり。…ボサノバ一休さん。まさか36年生きてきてこんなものを目にするとは思わなかった。
空想は尽きない。
シャンゼリゼ通りあたりで気だるそうに物憂げな表情で佇む一休さん…
パリの安アパートの一室に差し込む日差しで目を覚ますアンニュイな一休さん…
修行を忘れさよちゃんに「ジュテーム」と囁く一休さん…
サルトルとか読み出す一休さん…
ノートルダム寺院に入るも異教徒ゆえにためらいがちな一休さん…
一曲聴いたらそんな一休さんをイメージできます(嘘)
…とバカなことを考えてたら、一休さんのCM挟む前の「慌てない慌てない〜」って、現代人への警鐘のようにも聴こえ癒しのメッセージともとれまいか!? 深すぎるゼ…一休さんよ
fumixさん、そのCDを聴かせてくれてありがとう。