この前の日曜日のことだった。ジムのレッスンの時間まであと数分だった私が駐車場から慌てて車を出そうとしてときのこと。
駐車場の前は空きスペースになっており道路に沿って走る車が丁度停車しやすい位置にある。そのためか業務用車や前のマンションに用のある私用車などがよく停車している場面に出くわす。しかし大概は私の車の前には停めずそのチョット前に停めてあるマナーのある場合が多い。
そしてまたその先に4車線くらい交差してある道路があり一時停止の標識を無視した車を検挙するためネズミ捕りのパトカーのよい溜り場になっている。
その日は駐車場の前に白い車が停車していた。中に人はいない。私は「ああ~」と思い近くなのでタクシーで行こうと決意した。それが余りにタイミングが悪かったので今回は兄に電話して警察で処理してしまおうと思った。事情を兄に話すとたまたま気前良くOKしてくれた。
そして私は急いでタクシーを拾い乗車しようとしたら、なんと前から巡回中のパトカーが現れたのだ。恐ろしくタイミングがいいので、タクシーの運ちゃんには待ってねとペコリとしたあと「パトカーに手を振りニヤケながら助手席の婦警さんに事情を話す」というレアな行動になった。
そしてこれまたタイミングよく兄が現れ白い車の前に20代前半くらいの男女が歩いてきた。その男女は秋晴れの日曜にキチンとした服装でいたから大切なデートの日だったのかもしれない。落ち着いた雰囲気なのだがその異様な空気を察知したようだった。
私が見たのはここまで。その免許取りたてのような若い二人は10分くらい駐車すれば大丈夫だろうくらいに思ってたのだろう。そこに余りに手際よく私が処理したもんだから鳩が豆鉄砲を食らったような顔(心境)だったかもしれない。若い二人にはキツイ社会経験をしてもらい可哀そうにも思った。自分だったら嫌だもん(笑)。そんなにアッという間に捕まるのかよって。
P.S. ジムの帰りは歩き。その途中の真砂町でサンマ祭りに遭遇し募金と引き換えに炭火焼きたての6匹を無料GET。
そのバカップルには不意打ちだったんだぎゃ!